30代でおしゃれに目覚める

大人になってからおしゃれに目覚めた人の記録。アンティークジュエリー好き。

髪型を変えたらうれしくなった

おしゃれ

それは憧れであり、自分には関係ないものだった。

顔やスタイルがいいわけじゃない。
化粧は、休日に友だちと遊びに行く時くらい。
美容院だって1年に約2回。
服もたまにしか買わず、買ってもユニクロやスーパーで安くすませた。
 
「私なんか……」と言い訳して、きれいになろうと努力だってしない。
むしろ、おしゃれしてもかわいくないから恥ずかしい。
これが、少し前までの私だった。
 

髪を切ったらダサくなった

だがある時、転機が訪れる。
複数回利用してた美容院の予約が取れず、違う美容院でカットしてもらったら、あまりにもダサくなってしまったのだ。
 
以前は固定の美容室に通うことはなかったが、ここ2、3年は同じ美容室に通っていた。担当の美容師さんにカットが気に入っていたのだ。
 
けれど、半年すぎると量が多く広がりやすい髪は手に負えなくなる。
「週末に髪を切りたい」と3日くらい前に思い立ち予約をするのだが、タイミングによっては担当さんの予約がとれない。
 
切りたいと思った時に切りたい。
今週末に切りに行くんだ。
 
思い立ったら即行動の私は、担当さんが無理ならどこでもいいやと、ためらいなく別の店を予約した。
 
結果は先述通り、残念なものだった。
 
ぼさぼさになったから美容院に行ったのに、ダサくなってしまったということが悲しかった。
カットでこんなにダサくなるんだと呆然とし、あの担当さんは、面倒くさがり屋の私が手入れしやすくきれいに見えるカットをしてくれていたんだと実感した。
 
別にダサいカットをした美容師さんが下手なわけじゃない。どうしたいか伝えるのが下手だから、うまく伝わらなかったのだろう。相性というものは誰にだってある。
 

そうだ、縮毛矯正をあてよう

しばらくはダサい髪型で過ごしていたが、鏡を見るたびにテンションが下がるので、嫌になって気に入っている担当さんのところに行った。
ショックが大きすぎて、最近はカットとトリートメントのみだったくせに、縮毛矯正をプラスした。
 
そしたらどうだろうか。自画自賛すると、かわいくなったのだ。手入れも楽だし、夕方になってもぼさぼさにならないし、鏡を見るたびうれしくなる。髪型って大切なんだな!と、改めて思った。
 
もちろん過去にも、髪型は大切だと何度か美容院で縮毛矯正をあてたりストレートパーマを当てたことがあったが、繰り返そうとは思えなかった。どうせ括るし、お金かけなくてもいいやと放棄してきた。
 
しかしこの時ばかりは、半年に1回縮毛矯正をあてて、カットは3か月に1回行こうと心から思ったのだ。もし担当さんが別のお店に行くことがあったら、ついていこうと思うくらい感動したのだ。
実際、多少の前後はあれど、半年に1回の縮毛矯正と、3か月に1回のカットは継続している。
 

動き出したらはやい

鏡を見たらうれしくなると、おしゃれ欲がうずく。
おしゃれしてもかわいくないと思うと恥ずかしかったけれど、鏡を見たら今までより断然かわいい。人並みくらいにはなれたという自信が芽生えた。鏡を見るのが苦痛じゃなくなり、化粧の頻度が徐々に増えた。
 
こうして、30代にして目覚めたおしゃれ初心者は、元気にかっ飛ばしはじめたのである。