30代でおしゃれに目覚める

大人になってからおしゃれに目覚めた人の記録。アンティークジュエリー好き。

サフィリーンと出会う

一年越しの決断

ある日、蚤の市できれいなガラスに出会った。


今では製造方法が失われているガラスらしく、万の値段がついている。
うっとりと眺めて心惹かれてはいたけれど、財布には三千円くらいしか入っていなかったので、この時は気になりながらも店を後にした。
 
しかし一年後、蚤の市に向かう私の財布には、万札が入っていた。
あのきれいなガラスにもう一度出会えたなら、じっくり見たうえで買うかどうか決めようと思ったのだ。まさに一年越しの決断である。
 
幸いにも、その年もサフィレットのお店は出店していた。
ヴィンテージビーズやアクセサリーパーツを扱う、東京にあるレミースというお店だ。
たくさんのきらきらしたビーズが気になりつつも、この日のお目当ては一年前に見たガラスなので、お高めのアイテムが置いてある奥のブースをのぞいた。
昨年同様、ココアブラウンとブルーの不思議な色合いをしたガラスがある。去年とは違うものだとは思うが、心惹かれたものと同系統のカボションカットのガラスが確かにある。
 
やはりお値段はかわいくない。
だが、このガラスを買うために万札を忍ばせてきたのだ。実物を見て、思ったのと違うと夢から覚めるならともかく、やっぱきれいだなぁ手元で眺めていたいなぁという気持ちを新たにしたのだから、腹をくくってお迎えした。
 
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サフィレット? サフィリーン?

タグを見ると、ヴィンテージサフィレットの文字。
 
帰宅後知ったのだが、私が気に入って買ったのは「ヴィンテージサフィレット」と書いていたので、「サフィリーン」というものだった。「サフィレット」は「アンティークサフィレット」と記載され、両者は別物らしい。
なんでも、サフィレットの製造方法が失われたのち、それを再現しようとサフィリーンが製造されたが、そのサフィリーンの製造方法も今では失われているという。つまりは、この不思議な色合いは現代では再現できないようだ。
 
本当に再現不可なのかどうかまではわからないし、サフィレットとサフィリーンの表記をめぐって色々論争があるようだが、魅力的だからこそいろいろなエピソードがあるのだろう。気になる人はぜひ調べてみてほしい。
 
 

サフィレットもほしい

 
数か月後、せっかくならアンティークサフィレットもほしいと、東京に行ったついでに、レミースの店舗に立ち寄り購入したが、これもまた美しかった。
写真だとブルーが強いけど、手元だとココアブラウンも強くでる。
 
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加工失敗したものの、結果オーライ

しかしながら、両方とも現在は身に付けていない。
後日記事を投稿するが、このあとジュエリーにも目覚めたので、サフィレットとサフィリーン単体ならともかく、金具が安価なネックレスの出番がなくなったのだ。
 
なので、ふたつをつなぎ合わせて自力でブローチに加工をした。ブローチなら身に付ける機会があったからだ。しかし、はじめての自力加工だったので、ピンの位置が真ん中すぎて、身に付けると下を向いてしまうという悲しさ。見事な失敗だった。
 
仕方がないので、小さなボックスにスポンジを入れて、そのスポンジにブローチを留め、パソコンデスクに飾っている。
そもそも不思議な色合いを眺めたくて購入したので、毎日パソコンを使うたびに鑑賞できるなら目的は達成していた。うん、満足だ。