30代でおしゃれに目覚める

大人になってからおしゃれに目覚めた人の記録。アンティークジュエリー好き。

山口遼『アンティーク・ジュエリー世界の逸品』を読む

『アンティーク・ジュエリー世界の逸品 日本に集う名作をめぐる』

 山口遼/著 婦人画報社 1998年

 

この前に『アンティーク・ジュエリー入門』があるけれど、再読がまだなのでこちらから記録する。

アンティークジュエリーに興味を持ってから、図書館で関連本をいろいろ読んでいるのだけれど、古くてもう中古でしか入手できないこの本と入門が好き。今は図書館本だけど、のちのちゲットしたい!でもやっぱ一番は、再版されたらいいのにな。

さて、この本には日本のコレクターやショップ、博物館の秘蔵の品がこれでもかと紹介されているのだけど、写真だけじゃなくて、文章もすっごくおもしろい。

たとえば、「世界を震撼させた偽物作りの話」では、博物館にも本物として堂々と展示されていた、とある収集家のコレクションに、偽物がたくさんあった事件が書かれていた。その収集家が二人の職人に作らせていたというのだけど、その完成度が高すぎて、職人の死後にデザイン画などが表に出て発覚したらしい。大事件すぎる。

他にも、アンティークジュエリーを紹介しながら、時代ごとの特徴もしっかり押さえていて、初心者の私もわかりやすかったし、わくわくした。個人的には、シトリンのブローチがツボ。最近なぜかシトリンに惹かれてしまう。

コレクタートークやアンティークショップの紹介とコメントもがっつりあって、ようはアンティークって「これだ!」と思ったものは(買える範囲で)ゲットして、実用的なジュエリーとして身に付けていくことが大事なんだなってめちゃ思った。だから私は、その後ゲットするアンティークジュエリー、休日はよく身に付けている。とーってもしあわせ!こういった、コレクターのエッセイを、もっといろいろ読んでみたい。