30代でおしゃれに目覚める

大人になってからおしゃれに目覚めた人の記録。アンティークジュエリー好き。

山口遼『アンティーク・ジュエリー入門』を読む

『アンティーク・ジュエリー入門 優雅でロマンティックな宝飾品の粋』

 山口遼/監修 婦人画報社 1995年

 

古い本だけど、アンティークジュエリーについて基本的なことが知りたければ、おすすめな本。図書館で借りているけど、これも後々手元に置きたい。

最初は、10個のアンティークジュエリーを美しい写真と共に紹介しているんだけど、ブラッカムーアのカメオがステキ。手が出ないけど、私が好きなショップで気になっているカメオもブラッカムーア。あと、ダイヤモンドのブローチの紹介で、トレンブラン(フランス語でぶるぶると震える)の仕掛けが施されているっていうのがおもしろかった。イチ押しはやんちゃな天使で、半円真珠をイルカの胴体に見立てて、その上に金の天使をのせて、イルカ乗りをしている天使のブローチなの。めちゃくちゃおもしろいから一度見てほしい。

次は意匠の意味とそれを使ったジュエリー紹介をしているけど、花はやっぱ勿忘草が好きだな。

素材別の紹介は、もちろんトップはダイヤモンド。まだカットで輝かせることを知らなかった時代の、クローズドのやつも気になる。あとゴールドの紹介で、「宝石職人たちは、少ない金ですぐれた作品を作るために知恵を絞りました」ってあって、コストカットのために薄くするのではなく、少ないからこそ技術で凝るってところが好き。パールに関しては、シードパールやハーフパールが好きだな。

細工。カメオは現代作家のを買ったけど、アンティークもひとつほしい。ただ、気に入るのは日常的に使いにくいものばかりで、未だ手が出ない。

あと多様性の紹介があって、その後ついにアンティークジュエリーの歴史のページ。ここは白黒だし活字メインだけど、情報がぎゅっと詰まってる。

ジュエリーデザイナーや、ジュエリーと装い、買うことについてもまとめられ、カステラ―にがようやくここで誰のことかわかった。装いについては、カラーで現代(っていっても1995年だが)の装いとアンティークジュエリーを合わせるポイントもまとめているよ。

アンティーク好きのコラムや、専門家の選び方や買い方のアドバイスとかもおもしろい。ここがもっと充実しているの読みたい。