30代でおしゃれに目覚める

大人になってからおしゃれに目覚めた人の記録。アンティークジュエリー好き。

はじめてのカメオ

小さな絵画

カメオに興味はあるだろうか。

好きなアンティークショップがカメオに強くて、現物や本で見るたび「すてき……」とうっとりしていたのだが、ちょっと身に付けるにはハードルが高いというか、どう扱えばいいか困るなぁと私は思っていた。

私が買うのは、あくまでも休日に身に付けられるもの。ドレスアップ用じゃなくて、あくまでカジュアルに身に付けたい。そうなると、アンティークショップのカメオはハードルが高すぎて、自分が身に付けるイメージはさっぱり持てない。ショップで気になるカメオはあるけど、観賞用に高い値段は払えない。そう思っていた。

だけどやっぱり、カメオへの興味は拭いされない。

まるで小さな絵画じゃないか。美しい彫刻を身に付けるって、あこがれる。別にアンティーク云々じゃなく、手を出せる金額できゅんとするカメオに出会ったらゲットしたいなぁと思っていたところ、私がカメオに興味があると知った友人が、なじみのお店でイタリアから来日するカメオ作家さんの展示会があるよと誘ってくれたのだ。当然食いついた私は、友人に連れて行ってもらった。

 

彫っているところも見る

そして当日、カメオ作家さんの手彫りのカメオが多数並ぶのを、ゆっくりと鑑賞した。なにこれすごい。ひとつひとつ全く違うから、見ていてすごく楽しい。貝の素材もいろいろで、雰囲気違うのがおもしろい。お二人の作家さんの作品が並んでいたのだけど、初めて見たド素人の私でも個性の違いがなんとなく伝わってくる。

デザインは、女性や神話、お花に動物といろいろあった。使いやすさならお花かなぁと思いつつも、私が気になったのは女性。2、3個目になったらほしくなるだろうなっていうめちゃくかかっこいい動物もいたよ。

いくつか気になってじっくり見たのは女性なんだけど、カメオは横顔が多いのね。でも私が気になったのは、全身があるのや、横顔なんだけど見返り美人みたいに背中が見えているのだった。たぶん動きがあるほうが好きなんだろうね。

それにしても、人物のカメオってめっちゃ好み出るよね。私はこの顔に惚れましたって宣言するようなもんじゃない。照れるわ。

私がお迎えしたのは、アニエッロ・ペルニーチェさんの作品。裏に名前を手彫りでサインしてもらったよ。見返り美人みたいに背中が見える女性。白と茶色のコントラストが美しい。ターバンの部分と服の部分が色づいていて、すごく色気があって好き。シャルカメオだけど、素材はなんだっけ。コーネリアン? 色のニュアンスが本当に好き。

ルースの状態だったから、18金でブローチとペンダントのシンプルな枠をつけてもらった。後日受け取ったあと、淡水のシードパールのネックレスも買って、ブローチが活躍するまではペンダントとして楽しもうとしている。

 

いつかアンティークカメオもほしい

その時はブラッカムーアのカメオがいい。というか気になるものはすでにあるのだけど、お値段に手を出せない。しかも身に付けるためのものじゃなくて、観賞用になること必至な高級感だから、手に入れるまでには至らないだろうなと思っている。